面白い女と迂闊な男
今日はお部屋デート。
夫と子供達を送り出し、お洗濯をして。
彼とのランチ用のお料理開始!
余裕を持って準備したはずが結局遅刻💦
待ち合わせの場所にはいつもと違う車が停まっていました。
「そうだ。代車だったんだ」
家族はもう乗ったのかしら?
モヤモヤしましたが、助手席のドアは鍵がかかっていて…
どうやら誰も乗ってない形跡😅
乗り込むとすぐに手を繋いで来る彼。
「逢いたかったよ。
すごく逢いたかった」とアタシの手の甲に
何度もキスしてました。
お部屋に入って「ランチにする?」と聞くも
「まだいいかな」と彼。
食いしん坊の彼にしては珍しい(笑)
お風呂をいそいそと溜めに行き、
戻るなり「欲しい欲しい」と求められてしまいました。
9日ぶりに抱き合いました。
いつもは大体2〜3日しか開かない逢瀬の間隔なのに。
大興奮してる彼。
「好きだよ」「大好き」「欲しくてたまらなかった」と
ずっと囁かれながら激しく愛されました。
愛の確認後、一緒にお風呂に入りました。
今日はバブルバスの泡がきめ細かくて気持ちいい。
彼の膝に乗って抱き合いながら
お互いの背中を泡で撫でて。
「気持ちいいね」
ギュウギュウ抱きしめられて💦
「幸せだよ。嬉しいなぁ」
「今日逢った瞬間、綺麗だなぁって見惚れて。
やっぱり好きだなぁって思ったよ」と彼。
お風呂の後はランチ。
〈本日のお品書き〉
チキンのトマト煮
夏野菜のマリネ
卵のコンソメスープ
ブルスケッタ
フォカッチャ
フォカッチャはホントはオーブントースターで
焼いたら美味しいんだけど
レンジで温めたのでフッカフカで別物になりました🤣
美味しかったけど(笑)
白トリュフのオリーブオイルもめちゃくちゃ美味しかった〜‼️
買って良かった❤️
チキンのトマト煮は彼の大好きなローズマリーを
多目に入れて。
彼とアタシの幼少期の思い出の卵のコンソメスープ。
地元の喫茶店で食べた懐かしい味。
ポーチドエッグの中が半熟でいい感じでした。
「ホントに美味しいなぁ。
お店で食べる何倍も美味しい❤️」
そりゃアナタの好物ばっかりだもの(笑)
作戦成功‼️
ソースの最後の一滴まで綺麗に食べてくれました😅
歯磨きして
ベッドに戻ってキスばかりして。
ただただキスを繰り返す2人。
彼「賢者タイムと満腹タイムが一気に来ちゃった」
とウトウト。
アタシも珍しくウトウトしちゃいました。
彼にLINEやメッセンジャーの通知音。
何件も仕事の電話が立て続けにかかって来ました。
アタシの頭に先日の悪夢がフラッシュバック😭
彼と裸でベッドにいたら
彼のiPhoneに何度も着信があり…
部屋を出て電話に出た彼。
彼は服を着に戻って来て何も言わずに
ホテルから出て行ってしまいました。←コピペ
シクシク泣くアタシに驚く彼。
「どうしたの?
俺、何かした?💦」
アタシは泣きながら、子供みたいに夢の話をしました。
彼「そんな事しないよ!
1人になんかしない」
アタシ「オモさんって呼んで」
彼「オモさん、大好きだよ」
「オモさんだけが好きだからね」
アタシの頭を抱えてギューっと抱きしめる彼。
彼の腕の中でメソメソ泣きました。
それからもう1度、愛の確認。
1度目よりもより激しく愛されて。
彼は夜、大きな会食があるので
差し支えない時間に帰ることに。
帰りの車の中。
先日の親友達との飲み会の話に。
彼の親友の奥様、親友の後輩も参加していた模様。
その後輩君がめちゃくちゃイケメンで
歌が上手らしく。
なのに、ものすごーく頭が悪いと😅
彼「ホントにね、話が面白くないんだよ」
「オチも無いし、空気読めないし」
「せめて、〇〇ちゃん(親友の奥様)が
楽しめるように失敗談とかさぁ。
皆が笑える話をすればいいのに」
いや、アナタもそんなに面白くないけど🤣
アタシは面白い女。
自惚れでも勘違いでもない。
面白い女の条件を満たしているだけ。
面白い女の条件とは?
1.持っている
「そんな事、現実にある?」みたいな体験を沢山している。
これはアタシの1番の強み。
2.プロットを考えるのが得意。
どう喋ったら面白いのか
読書量が多いので何となくわかる。
3.声が大きくて通る
声が大きいだけで面白い。
それは芸人と同じ。
小さな声で言っても面白くない。
4.面白おかしく話す話術がある。
仕事柄、話術は磨かれました。
大して面白くない話でも盛れる。
5.オチがある。
オチのない話はしない。
女子会だとアタシを囲んで皆が
「面白いネタないのー?」と言ってくる。
アタシの話でヒーヒー涙を流して笑ってる友達を見るのが大好き😘
隣のショップのアルバイトさん。
毎回喋った後、「いつも面白いお話ありがとうございます。
また楽しいお話聞かせて下さいね」と
単なる雑談に涙を拭いながら言ってくれます😅
アタシ「その人、結婚なさってるの?」
彼「してるよ」
アタシ「イケメンだからかな?
でも、面白いブサイクの方がモテそうだけど」
彼「一生、一緒にいるのに
面白くない人といるのは嫌だよね」
「楽しく笑って過ごしたいじゃん」
「俺なら嫌だな。
いつも笑っていたいなぁ」
得意げに力説する彼。
アタシ「……」
彼のアタシの手を握る手が震えた。
恐々、アタシの顔を見てる。
彼「だ、だから💦オモさんといるの!
今までの誰よりも面白いよ」
「だからずっと一緒にいたいんだ」
(#゚Д゚) ゴルァ!!
芸人褒めてるんちゃうぞ!
アタシは一般人だよっ💢
彼「そんなつもりで言ったんじゃないんだよ」
ふざけんなーーーー٩(//̀Д/́/)۶
当たり前じゃ!
そんなつもりで言ったなら
ケツの穴から手ぇ突っ込んで
奥歯ガタガタ言わしたるぞ‼️←古っ
黙って首を振るアタシ。
もう、涙が溢れそうでした(;ω;)
だってアタシがいくら面白い女でも
一生一緒にいる相手じゃないんだもの。
アタシ「…そんなに貴方の奥さんは
面白いの?」
彼「…そうでもない」
ションボリうなだれる彼。
まぁ、そう言うしかないよね。
彼「俺、オモさんに
自由人だって言われたじゃない?」
話を変えようとしてるわね💢
彼「〇〇(彼の親友)にも言われたの」
「お前、自由人だなって」
確かに、アタシも言いました。
だって、突然甲子園に行ったり
パワースポットにもしょっちゅう泊まりで行って。
彼「でもオモさんと、もしも結婚出来ていたら」
「ずっとぺったりくっついてるでしょ」
アタシ「そんなの知らない」
彼「そうなの!くっついてるの!」
「だから、オモさんといたら自由人じゃなかったんだよ」
「今なんか、外に出てばっかりだし」
「親友と彼女に言われるって事は
自由人なのかな」
「俺、ちゃんとしてるつもりだったけど」
ちゃんとしてますよ。
週末は必ず家にいて、家族サービスしてるんでしょう?
彼「オモさんが俺を変えるんだよ」
「オモさんが1番好き」
いくら力説してもダメよ(;ω;)
アタシの気持ちはすっかり萎んでしまいました。
いつもの場所まで送ってもらって。
アタシ「飲み会の帰り、気を付けて」
彼の顔も見ずに、そう言い残して車を降りました。
お前なんか
台風で吹き飛ばされてしまえ。
迂闊な男の事を
本気で嫌いになりそうな嵐の前の静かな夜です。
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